



Update: 2025.11.27

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Pre-orders are open
Sha Shin Magazine Vol. 8
To be released on January 20

2026年1月20日に発売する、雑誌『写真』(Sha Shin Magazine)vol.8のご予約を受付中です。
コンテンツを以下に公開しています。
Pre-orders are now open for the upcoming release of Sha Shin Magazine vol. 8, scheduled for release on January 20, 2026.
For international shipping, please see this page.
contents
[口絵 ARTWORKS]
奥山由之 Okuyama Yoshiyuki
宮本隆司 Miyamoto Ryuji
坂本 陽 Sakamoto Minami
安藤瑠美 Ando Rumi
木村和平 Kimura Kazuhei
吉永陽一 Yoshinaga Yoichi
藤岡亜弥 Fujioka Aya
[対談連載]
金川晋吾のあの人に会いたい ②たなかみさき
[LONG ESSAY]
松岡一哲「ファッションとスナップの境界線はどこにもない」(仮)
小説家・島口大樹×写真家・佐藤信太郎「IM/PERFECT DAYS」
町口覚×飯沢耕太郎「グラフィックデザイナーと写真家の関係」
(写真:薄井一議)
飯沢耕太郎「安井仲治とは何者だったのか」(写真:安井仲治)
上野修「続・消尽か、蒸発か。」
[インタビュー]
李威儀(『Voices of Photograpy 撮影之聲』発行人)
(聞き手:小林紀晴)
[レポート]
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO スティーブン・ギル・トークイベント
[COLUMN]
・たなかみさき
・平民金子
・小田原のどか
・土門蘭
[PHOTOBOOK]
佐竹直人(芥)
代官山 蔦屋書店/MONO GRAPHY Camera&Art/iso booksほか
[EXHIBITION REVIEW]
飯島モトハ/小髙美穂/タカザワケンジ/タシロユウキ
[CAMERA REVIEW]
コシナ × 小澤太一
サイトロンジャパン × 中藤毅彦
焦点工房 × 花澄
パナソニック × 竹之内祐幸
富士フイルム × 岡田 敦
ペンタックス × John Sypal
リコー × 濵本 奏
ロモグラフィー × 川島小鳥
巻頭言
近年、世界規模で異常気象が相次ぎ、季節の変化は「二季化」とさえ言われるほど急激になっています。また中東や東欧をはじめとする各地の戦火、さらには周辺国の緊張など、遠い場所の話だった出来事が、私たちの暮らしと地続きのものとして迫ってきています。コロナ禍以降、環境も社会も不安定さを抱えたまま、落ち着く間もなく移り変わり続けているように感じます。
その一方で、デジタル技術は加速度的に進化し、AIが生成する映像は現実と見分けがつかないほど精巧になりました。情報や流行は瞬く間に更新され、「時代」というまとまりで捉えることさえ難しいほど、次々と書き換えられていきます。そうした速さと揺らぎの中で、世界をどう受け取るかという私たちの感覚も、変わりつつあります。
このような状況下で、写真に求められるものとは何でしょうか。私たちは単にイメージを集めたいのではなく、いま起きている現実の感触や、個々の体験の中に生まれるわずかな気配を、丁寧に見つめていきたいと考えています。
前号から誌面をリニューアルし、テーマを設けない形にしたことで、意図して選び取ったというより、自然と勢いと熱量のある作品が集まってきました。これは、現在を生きる写真家たちの息づかいが誌面に滲み出たもので、そこには、同時代的な生々しさと、現在を捉えようとする意志の一端が見えてきます。
写真は、記憶を保存する媒体であると同時に、時間とともに読み直される機能をもった、開かれたメディアだと思っています。本誌が、それらの思考に触れるひとつの場になれば幸いです。これからも、写真に何が求められているのかを、皆様とともに考えていきたいと思います。
雑誌『写真』編集長
村上仁一
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