柴崎友香さんの『百年と一日』(筑摩書房)が、このたび文庫化され、2024年3月7日に発売になりました。
文庫化にあたり、短編小説「その人には見えている場所を見てみたいって思うんです、一度行ったことがあるのに道がわからなくなってしまった場所とか、ある時だけ入口が開いて行くことができる場所のことを考えるのが好きで、誰かが覚えている場所にもどこかに道があるんじゃないかって、と彼は言った」が増補されました。
この小説は、雑誌『写真』vol.3「スペル/SPELL」にて発表されたものです。言葉と写真の関係を考える、をテーマに編集したvol.3「スペル/SPELL」の特別企画として、柴崎友香さんの書き下ろし小説と鷹野隆大さんの作品とのコラボレーションが実現しました。この機会にバックナンバーもぜひお手に取っていただければ幸いです。
■書誌情報
柴崎友香『百年と一日』
出版社:筑摩書房
判型:文庫判
ページ数:240
ISBN:978-4-480-43943-7
792円(税込)
■柴崎友香さんの短編小説が掲載されているバックナンバー
雑誌「写真」|Sha Shin Magazine vol.3「スペル SPELL」
発行:2023年1月20日
仕様:A5判変形
発行:ふげん社
制作:合同会社PCT
ISBN:978-4-908955-21-1
コンテンツ一部:
[巻頭口絵]
川田喜久治
[口絵]
宇田川直寛、草野庸子、白石ちえこ、吉増剛造
[SPECIAL]
柴崎友香(小説) × 鷹野隆大(写真)
書き下ろし短編「その人には見えている場所を見てみたいって思うんです、一度行ったことがあるのに道がわからなくなってしまった場所とか、ある時だけ入口が開いて行くことができる場所のことを考えるのが好きで、誰かが覚えている場所にもどこかに道があるんじゃないかって、と彼は言った」
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